Guava® easyCyte装置の性能

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Guava easyCyteフォーマットはコンパクトで、光学的性能やソフトウェアにおいて様々な新しいアイディアを提供しています。

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8種類の蛍光強度を持つ蛍光ビーズ

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Guava easyCyte 12システムの詳細

仕組み

Guava® easyCyteシステムは、哺乳類、微生物 、ビーズを検出可能な、特許取得済みのマイクロキャピラリー方式レーザーベース技術を用いています。蛍光標識した細胞サンプルは、独自の比率のマイクロキャピラリー方式のフローセルに吸引されます。フォトダイオードにより前方・側方散乱特性が検出され、紫色、青色、または赤色レーザーにより励起された蛍光プローブがシグナルを発します。シグナルはスペクトルフィルターで処理され、最大11 種類の蛍光プローブを同時に解像することができます。

装置の正確性

Guava® easyCyte 8HTの正確性は、ヒトの全血混合物を用いて実証されています(FlowCellectTMヒトCD4/CD8 T Cellキット)。結果は、シース液ベースのフローサイトメーターに基づく手法と同等でした。
Guava easyCyte 8HTの正確性は、従来のフローサイトメトリーと同等です。
Guava easyCyte 8HTの正確性は、従来のフローサイトメトリーと同等です


Guava® easyCyte 12は、0.2 μmまでの小粒子ビーズを良好に検出することができるようになりました。
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サンプルミキシングにより、プレート全体で一貫した結果が得られます

  • サンプリング中も細胞が確実に懸濁されるように、各ウェルで自動洗浄機能付き可変速度の回転攪拌ヘラが作動するため、プレート搭載後に手動で再懸濁する必要がありません。
96ウェルプレート用サンプルミキシングにより、ウェル間の一貫性を評価しました。サンプル濃度は、プレート内のすべてのサンプルで許容範囲内でした。
96ウェルプレート用サンプルミキシングにより、ウェル間の一貫性を評価しました。
サンプル濃度は、プレート内のすべてのサンプルで許容範囲内でした。

Guava easyCheckビーズを1.0 x 106に希釈し、96ウェルプレートのすべてのウェルに入れました。
その後、沈殿を再現するため、プレートを150 x gで5分間遠心しました。
各ウェルからデータを取得し、濃度を判定しました。
データは、各ウェルの濃度(実線)と+/- 10%値(点線)を示しています。
  • このミキシング機能によって、サンプル間のキャリーオーバーがほぼ完全に排除され、プレートホルダーを揺するよりも効率的に混合することができます。下に示すデータにより、このフォーマットではキャリーオーバーが最小限になることが確認されています。

 プレート1プレート2プレート3プレート4プレート5
キャリーオーバー 0.15% ± 0.17% ± 0.21% ± 0.23% ± 0.22% ±
パーセンテージ 0.01 0.17 0.08 0.07 0.04

各チャネルで一貫したセルカウント

すべてのチャネルの蛍光解像度は、全血について、一貫した細胞数と集団の割合を示しています

すべてのチャネルの蛍光解像度は、全血について、一貫した細胞数と集団の割合を示しています


8色染色の散乱光の解像度


レーザーチャネル細胞数集団の割合
488 nm レーザー FITC 1099 9.9
PE 1205 10.6
PE-Cy5.5 1175 10.4
PE-Cy7 1085 9.6
635 nm レーザー APC 1239 11.1
APC-Cy7 1131 10.0

免疫フェノタイピング用6色アッセイ

Guava® easyCyte 8HTシステムは、シングルアッセイにおいて6種類の蛍光色素を正確に識別することができます。下のデータに示されているとおり、全血の6種類の細胞集団の割合と絶対細胞数を評価しました。

Guava® easyCyte 12システムは、シングルアッセイにおいて10種類の蛍光色素を正確に識別することができます。 


5桁のダイナミックレンジにより、明るい蛍光色素と微弱な蛍光色素を同時に検出することができます

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緑色蛍光タンパク質(GFP)を遺伝子導入したHEK-293細胞(緑色)、および非遺伝子導入HEK-293細胞(灰色)。
  • ハイキャリブレーションモードでは、赤および遠赤(APC)チャネルにおいてもシグナル対ノイズ比が改善されるため、非常に弱い蛍光色素の検出も向上しています。
  • ここに示されているとおり、非常に明るい蛍光色素や蛍光タンパク質であっても、陽性および陰性細胞集団を同じスケールで検出することができます。

シンプルなデータ取得・分析のためのソフトウェアテンプレート

  • InCyte™テンプレートは、希望される解析に応じてカスタマイズ可能な特殊な機能を備えたアプリケーションに特化した新しいモジュールです。これらのモジュールは、FlowCellect™のアプリケーションに新旧を問わず対応しています。

調節不要なキャリブレーション済み装置

  • 現在生産されている各Guava® easyCyte装置では、装置間の再現性や性能を保証するため、性能が最適化・キャリブレーション済みです。
  • 内部のメカニズムや外部ソースからの振動を減らすため、レーザーおよび光学フィルターは緩衝材と共に所定の位置に固定されているので、ユーザーが調節する必要はありません。

光学配置が異なる機種であっても、Guava® easyCyteの装置間で手法や設定の 移行が可能

  • 機種間で装置の設定や手法の移行が可能なため、機種間でデータ比較や施設間バリデーションが可能となっています。
  • Guava® easyCyteフローサイトメーターならびにGuavaSoft™ソフトウェアの装置設定は完全に調節可能であるため、ユーザーは、側方散乱光やすべての蛍光チャネル(前方散乱光およびと2012年後半に利用可能となったNIR2を除く)のデータ取得設定を最適化したり、保存したり、取り込んだり、またテンプレートを表示したりすることができます。

マイクロキャピラリーフローサイトメトリーに関する16年以上の経験

1998年より、Guava easyCyteシステムは多くの研究者が洞察に満ちた細胞解析を行う助けとなっています。マイクロキャピラリー技術に関連する特許の履歴の概要一覧はこちら:

Guava® easyCyte HTシステムは、以下の米国特許を含め、米国ならびに他国の特許を取得または出願中です:
  • 5,798,222 – Apparatus for monitoring substances in organisms(1998)
  • 6,403,378 – Cell Viability assay reagents(2002)
  • 6,710,871および6,816,257 – Method and apparatus for detecting microparticles in fluid samples(2004)
  • 7,320,775 – Exchangeable flow cell assembly with a suspended capillary(2008)
  • 7,410,809 – Particle or cell analyzer and method(2008)
  • 8,184,271および7,847,923 – Differentiation of flow cytometry pulses and applications(2010)
装置の参考文献のリストは、こちらからダウンロードしてください。

日常動作の品質管理

Guava Easy Checkキットは、アッセイの実施前にシステム機能を確認し、日々の品質管理を行うために用いられており、この目的に関しては装置キャリブレーションよりも優れています。キットにはEasy Check標準蛍光ビーズと希釈液が含まれており、計数の精度と蛍光検出の評価を容易に実施することができます。Guava Easy Checkキットは、日常的なシグナルの最適化や品質管理を可能とするため、すべての装置に含まれています。