Merrilee Whitney

Merck マーケティング部門シニアディレクター

アップストリーム製造戦略と挑戦

発表要旨

プロセス強化技術は、施設・設備の柔軟性やシングルユースへの移行によって実現するフットプリントの縮小という点で、製造業者に著しいメリットをもたらすことができる。ただし、これらの新技術が実施された場合、コストへの影響はどのくらいになるのかという点にはまだ疑問がある。BioSolveを活用して、生産性や消耗品の使用に対する影響を把握するための工程モデリングが実施されてきた。本講演では、プロセス強化技術が従来のMAbプロセシングテンプレートにもたらすメリットと影響について考察する。

プロフィール

Merrileeはバックネル大学で国際関係論と化学工学の学位を取得。 そのキャリアは様々な業界に及んでいる。新卒でゼロックスに入社、その後、IonicsおよびKoch Membrane Systemsに移籍し、飲料水や排水再利用アプリケーション向け中空糸限外ろ過システムの米国市場への導入に貢献した。 2006年、Merrileeは、Millistak+製品シリーズの製品マネージャーとして、メルクミリポアでのキャリアをスタートさせた。 これまでの11年間、清澄化や無菌、ウィルスろ過、シングルユース&システムなど、多彩な製品ラインを統轄してきた。 2017年1月からは、次世代バイオプロセシング部門の長として業務に貢献している。