診断・生体イメージング技術におけるナノ材料の応用
ナノ粒子表面修飾ガイドブック:ナノ材料を用いたセラノスティクス研究者向けハンドブック

ペプチド、オリゴヌクレオチド、抗体又はタンパク質のような生体分子と無機ナノ材料のバイオコンジュゲーションを可能とする表面修飾法のガイドブックです。早期および迅速な疾患検出のため、今後の発展が期待される診断法(免疫学的試験、フローサイトメトリー、細胞イメージング及びゲノム解析など)の多くは、超高感度が得られる表面増強ラマンまたは蛍光技術に基づいています。ナノサイズの材料を用いたアッセイの成功には、効果的なコンジュゲーション化学が不可欠です1-6。本ガイドブックでは、最も一般的な「磁気、蛍光、光学」的な検出シグナルの生成に用いられるナノ粒子に適用可能なコンジュゲーション方法を解説しました。
本文目次
【磁気イメージング(Magnetic Imaging)】
多くの酸化鉄ナノ粒子は、ミクロンレベルの分解能を有する磁気共鳴に基づくイメージングを可能にする超常磁性特性を有します7-8。
- Biomedical Applications of Magnetic Micro- and Nanoparticles
- プロトコール:磁性ナノ粒子のコンジュゲーション方法
【蛍光イメージング(Fluorescence-based Imaging)】
カプセル化された蛍光体を有するシリカナノ粒子は顕著な光安定性と輝度を有する蛍光シグナルを発し、分子レベルでの分解能が得られることが示されています9-10。
- Fluorescent Nanoparticles for Imaging and Diagnostics
- プロトコール:蛍光シリカナノ粒子のバイオコンジュゲーション
【光学イメージング(Optical Imaging)】
金および銀ナノ粒子は、表面プラズモンから生じる強い光シグナルを生成し、診断用途に広く用いられています。
- Plasmonic Materials and Their Applications in Diagnostics
- プロトコール:金ナノ粒子へのタンパク質コンジュゲーション
- プロトコール:金ナノロッドとストレプトアビジンおよびIgGの結合
- プロトコール:シリカ被覆金ナノ粒子の指向性抗体コンジュゲーション
- プロトコール:カルボキシ基末端ナノ粒子への抗体の共有結合性バイオコンジュゲーション
関連情報
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