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MILLIPLEX® MAPキットを構成
メルクミリポアは豊富な製品ランナップをご用意しています。お客様のニーズに最適なアナライトの組み合わせを選ぶことのできるセレクトキット、あらかじめ複数のアナライトを混合したプレミックスキット、ひとつのアナライトを検出するシングルプレックスからお選びいただけます。
パスウェイやプロセスの探索が可能なプレミックスキットを選択してください。または、シングルプレックスMAPmates™を選択し、ガイドラインに沿ってキットの作製を行ってください。
次のMAPmates™ は一緒に選択しないでください。:
-異なる Assay Buffer が必要なMAPmates™
-リン酸化とTotal MAPmates™の組み合わせ(例: total GSK3βとGSK3β(Ser 9))
- PanTyrと部位特異的MAPmates™ (例: リン酸化EGF受容体とリン酸化STAT1(Tyr701))
- ひとつの標的タンパクに対して複数のリン酸化MAPmate(例:Akt, STAT3)
-GAPDHと β-チューブリンはpanTyrを含むキットもしくはMAPmates™では選択できません。
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カタログ番号 | 注文内容 | Qty/Pk | リスト |
Milliplex®MAPキットを構するには、動物種およびパネルタイプもしくはキットを選択してください。
動物種 |
パネルタイプ |
選択したキット |
サンプルタイプ |
変更 |
動物種を選択 | . |
パネルタイプを選択 | . |
キットを選択 | . |
サンプルタイプを選択 | 一緒に測定するアナライトを決定する同じ種類のパネルもあります。 |
ご自身でキットをカスタマイズするか、シングルプレックスおよびプレミックスパネルから選択してください。
Catalogue Number | Ordering Description | Qty/Pack | List |
動物種 |
![]() |
パネルタイプ | |
選択したキット | |
数量 | カタログ番号 | 注文内容 | Qty/Pk | 価格 |
96-Well Plate |
数量 | カタログ番号 | 注文内容 | Qty/Pk | 価格 |
数量 | カタログ番号 | 注文内容 | Qty/Pk | 価格 |
48-602MAG | Buffer Detection Kit for Magnetic Beads | 1 Kit |
別のキットをカスタマイズしたり、プレミックスキットを選択したり、注文ツールを確認したり閉じたりできるようになりました。
メルクミリポアでは、2012年5月16日に"-HILIC(親水性相互作用クロマトグラフィー)+LC/MS講座-"と題しまして、メルクミリポア・クロマトグラフィーセミナー2012 を開催致しました。 本セミナーでのQ&Aをご参照ください。
1. HILICカラムの分類と性能評価 | 2. LC/MSにおけるマススペクトルの解釈 |
中性の固定相(アミド、双性イオン型)は一般的に丈夫です。ZIC-HILICカラムはLC-MSでバックグラウンドとして観測されるカラムからの溶出物が少ないと報告されています。アミンを結合したカラムは自己分解性を持っていますので、短寿命なものが多いようです。この性質はLC-MSへ適用するとき、バックグラウンドが高くなるという欠点をもたらします。
近年、この問題が解決されて長寿命のアミノカラムも上梓されているようです。未修飾シリカカラムは、カラムからの溶出物がないためLC-MSでの利用が多いですが、夾雑物の多いサンプルを注入すると非可逆な吸着による汚れが問題になることが多いようです。
例えば、スライド54(10ページ)では、アミンのカラムの平衡化に20 mMの酢酸アンモニウム緩衝液を使った場合、平衡化に10時間程度要していますが、100 mMの酢酸アンモニウム緩衝液を用いて作った移動相に切り替えるとずっと速く平衡化します。テオブロミンーテオフィリンの分離の程度は固定相表面のpH状態に大きく影響を受けますので、コンディショニングの条件検討の際に組み込んでいただけると、平衡化の程度を知ることができると考えます。
塩濃度のグラジエントをかける場合、再現性を得るには十分な平衡化の時間を取ることが必要だと考えられます。塩が蓄積することは無いでしょうが、析出する可能性はあります。その場合はカラムメーカーの推奨する方法によりコンディショニングすることが望ましいです。
(メルク回答:HILICでは移動相中の塩・水は保持します。これは不可逆的な吸着ではありませんので、酢酸アンモニウムなどが固定相内に蓄積されることはないと考えられます。ただし、リン酸緩衝液を用いる場合には,有機溶媒の高い移動相では析出することがあるので,注意が必要になります。塩が固定相内で析出すると分離が変わる可能性がありますので、元に戻すために水で洗うなどの操作が必要になります。資料「ZIC-HILICを初めてお使いになる方へ」のカラムケアについてもご参考ください。)
ジオールのカラムの保持は、緩衝液中のイオン濃度に影響を受けにくい(が、k=1以下)。アミドや双性イオンのカラムでは、塩濃度を高めていくと保持は徐々に小さくなります。イオン濃度が0.002Mでk=4のものが、イオン濃度が0.01Mではk=3以下になったりしています。未修飾シリカカラムでも、保持が大きい溶質は同じ挙動を示します。一方、分離効率(理論段数)は、アンモニウム塩の濃度が4 mM以下の領域の方が、10 mMの分離よりもやや高いようです。イオン交換性の低い溶質の場合は、あまり緩衝液の塩濃度の効果は大きくないようです。
イオン交換で塩濃度を高めると、固定相と溶質のイオン相互作用が弱まって溶出する現象と本質的に同じです。移動相中の塩濃度が低い条件下で、ERLICにより保持がほとんどないような溶質は、移動相中のイオン強度を高めると親水性分配による保持が主になる、と考えられます。
回収率(カラムから何%溶出できるか)は、吸着の有無によって変わります。シリカゲル表面のシラノールと反応するアミンを有する分析種では、カラムの種類や塩濃度によって回収率に顕著な差が出る可能性があります。未修飾シリカのカラムでは、非可逆的な吸着が起こることもあるようです
メタノールー水系を移動相に用いてHILIC分離をおこなった例はありますが、そこで試されているサンプルの保持は小さく、十分な分離が得られていないケースがほとんどです。
(メルク回答:セミナー要旨集に掲載している「ZIC-HILICを始めてお使いになる方へ」の図6のデータもご参考ください。)
アミド、双性イオン型などの中性カラム、アミノ型(アニオン交換性)、未修飾シリカ(カチオン交換性)を揃えておけば、どれかでうまく分離できるのではないでしょうか。
ポスフィン酸誘導体やホスホコリン誘導体のリン酸グループのpKaがSO3Hより大きいですが、それが汎用のHILIC条件(pH = 3〜6)の中に存在するなら、イオン交換性の大小は、移動相のpHによって変化する可能性があります。リン酸部が解離しているか非解離の状態かによってカチオン交換性に変化があるということです。
スルホン酸の有無による分離はカチオン交換的性質が強いカラムを用いれば、達成可能かもしれません。ペプチドは多官能基性ですので、分子量によっては他の官能基の効果との競争になる可能性は否定できません。
(メルク回答:ペプチドの分析に関連したプロトコール、アプリケーションなど詳細情報をhttp://www.sequant.com/default.asp?ml=12310 よりご覧いただけます。是非ご参考ください。)
カルボン酸の陰イオンがN+R4と相互作用するためには、SO3-とH2N+R2の間の相互作用に打ち克つ必要がありますが、イオン強度の差により、斥力が発現するようです。SO3-とカルボン酸の陰イオンの電子が反発により、t0よりも分析種が早く溶出する「ERLIC」 という現象として理解されます。
水素結合アクセプター型の固定相は、シリカに親水性ポリマーが結合したタイプのものが多いようです。それに比べると水素結合ドナー型の固定相は、シリル化剤の結合による修飾がなされているようであり、カラムあたりの親水性官能基の量が小さいのかも知れません。この傾向が生じる理由を解明するためには、カラムあたりの官能基の量を揃えた条件での比較検討が必要かと考えます。
特に水が50%以上の領域は「PALC」(Per Aqueous Liquid Chromatography)と呼ばれることもあります。PALCは、アセトニトリルが不足していた時期によく検討されていましたが、試料の負荷量が小さい(高濃度の試料を注入するとピーク形状が悪化する)ので結局あまり使用されていません。 。
電子イオン化(GC/MS)で得られる奇数電子イオンのフラグメンテーションに関しては、「有機マススペクトロメトリー入門、中田尚男、講談社(1981).が良いでしょう。
良い環境に設置された高分解能質量分析計(目安として分解能30,000以上)を使用し、質量校正が正しく行われているなど良い条件で測定したデータであれば、4桁まで表示します。高分解能質量分析計であっても、10年ほど前の装置で分解能が数千程度であれば、4桁までは信頼できない場合が多いので、2桁程度の表示に留めることが多いです。既知物質を何度も(10回以上)測定し、その装置がどういう条件でどれ位の質量確度と質量精度を持つのかを、しっかり把握することが大切です。
目視でペプチドのフラグメンテーションを解析するなら、アミノ酸残基に対するこれらイオンの質量を一覧にしておけば、解析は容易になるでしょう。しかし、開裂が規則的であるためにその解析を支援してくれるソフトウェアがありますので、その利用をお奨めします。 文献を一つ紹介します。J. Mass Spectrom. Soc. Jpn., 52(3), 106(2004).
ただし、未知物質の構造解析を行うのであれば、プロダクトイオンのm/z 値も精密質量レベルで得られる、最近の高分解能LC-MSMSを用いないと難しいと思います。また、LC/MS/MSのデータからだけでは、完全に構造を組み立てることは困難ですので、未知物質の構造解析には、やはりLC/NMRなどの併用が必要になる場合が多いです。
最近は、各MSメーカーから、推定構造からフラグメンテーションを予測するソフトウェアが提供されていますので、それらを利用するのも良いでしょう。
LC/MSの場合は偶数電子イオンなので、解釈の仕方が変わる場合があります。ご質問のマススペクトルが、所謂通常のマススペクトルなのかMS/MSによって得られるマススペクトルなのかが分からないので、E-mailで個別にご質問頂けると、明確な回答ができると思います。
例えば、カルボニル化合物からカルボニル基が脱離する反応は、良く観測されます。また、不対電子によって引き起こされる開裂があるので、OやNに隣接している結合は開裂し易い傾向があります。
問題はもう一つの水素です。フラグメンテーションは単分子分解(コリジョンガスと衝突して励起状態になった後は)と考えて良いので、イオン―イオン間やイオン―分子間でのプロトン移動は考えにくいです。そのことから、Ion-Neutral Complexを経由してプロトンが移動すると考えられています。
イオンがCIDなどで開裂すると、より質量の小さなフラグメントイオンと中性分子種が生成しますが、それらは生成した後暫くの間は近くに存在して相互作用していると考えられています。これがIon-Neutral Complexです。つまり、Ion-Neutral Complexが形成している間に、NeutralからIonに水素が移動したと考えられます。
APCIでは頻繁に観測されます。
アクリロニトリルは、工業的には、プロピレン、アンモニア、空気から合成されます。原料としてアンモニアを使用しますので、それがアセトニトリルには微量に含まれているのではないかと考えています。
両者を比較すると、ナトリウム付加イオンの方が安定なので、大気圧からイオンを取り込む部分の電圧(Watersではコーン電圧)を高く設定するとナトリウム付加イオンが、低めに設定するとプロトン付加イオンが生成しやすくなる傾向はあります。しかし、それ以上に、イオン源の構造や微妙な条件の違い(溶媒など)が効いてくるように思います。
一つはQ2-11で説明した電圧制御による方法、他にはプロトン源やナトリウム源になる物質を添加する方法です。ただし、そのような工夫をいくつか試しても[M+H]+と[M+Na]+がある一定の比で観測されるようなら、その状態で安定化していると考えられるので、どちらか強度の高い(あるいは高いS/Nが得られる)イオンだけを使って分析しても問題はないでしょう。また、可能であれば、両方のイオンをモニターして、そのクロマトグラム面積値を加算して定量するような計算システムを、エクセルなどで作るのがベターだと思います。
既知物質の測定は、複数回行い、再現性を確認することも重要です。使用している装置のタイプ(特に検出系)によっては、観測されたシグナルがイオンなのかノイズなのかの判断が難しい場合があります。その装置のノイズレベルを把握しておくと良いでしょう。
Q2-17の回答中、例1の負イオンスペクトルに観測されているm/z 161イオンは、この種のフラグメントイオンであると考えられます。
※掲載価格は希望販売価格(税別)です。実際の価格は弊社製品取扱販売店へご確認ください。なお、品目、製品情報、価格等は予告なく変更される場合がございます。予めご了承ください。