逆浸透膜を通過した水を、さらに精製するため、従来はイオン交換樹脂を設置していましたが、EDI®を設置することで、メンテナンスフリーで、高純水を連続的に精製することが可能です。
EDIはイオン交換膜とイオン交樹脂を組み合わせ、電気透析のように連続的に水を精製するデバイスです。
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電解槽に直流電流を流すと、陽イオンは陰極に、陰イオンは陽極に泳動します。 |
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電解槽に陽イオン交換膜を設置すると、陽イオンだけ陰極側に通過するという現象が観察されます。 |
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同様に電解槽に陰イオン交換膜を設置すると、陰イオンだけ陽極側に通過します。 |
EDIは陽極と陰極間に、陰イオン交換膜(A)と陽イオン交換膜(C)を交互に並べ、その間にイオン交換樹脂を封入した構造です。
図のように、水中の陰イオンは陽極側に、陽イオンは陰極側に泳動しますが、陽イオン交換膜、陰イオン交換膜の働きで、イオンが希釈される部屋、濃縮される部屋が現れます。
希釈される部屋を通過する水は純水になり、濃縮される部屋を通過する濃縮水は排水されます。
イオン交換樹脂はイオンを一時的に捕まえる役割を担っています。
イオン交換樹脂が無い場合、水の垂直方向の流れが、水平方向のイオン移動よりも強く速く、イオンがEDIモジュールの出口まで簡単に押し流されてしまいます。
※掲載価格は希望販売価格(税別)です。実際の価格は弊社製品取扱販売店へご確認ください。なお、品目、製品情報、価格等は予告なく変更される場合がございます。予めご了承ください。