![]() スケーリング発生 |
![]() 不純物の放出 |
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温度と湿度両方をコントロールして材料やパーツ、製品等の試験を行うための恒温恒湿器は加湿のための純水が必須です。純水は恒温恒湿器のボイラーで水蒸気としてチャンバー内に供給されます。 再生式のイオン交換樹脂で処理した水を供給した場合、水中の不純物が水蒸気と共にワークに運ばれます。これらの不純物はワーク表面に付着し、試験に不自然な劣化の加速などを引き起こす場合があります。 一方、ボイラーには不純物が濃縮されボイラーに析出物(スケーリング)が付着します。これにより新たにメンテナンスが発生します。さらに水中の不純物はウィックの目詰まりを引き起こし、水蒸気蒸発効率の低下を招くことで、チャンバー内の湿度表示の誤差を引き起こします。 また、不純物はボイラーのヒーターや冷却コイルの腐食の発生に影響するとも言われています。 |
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耐候性試験への水質影響 RO+EDI純水とイオン交換水の比較 | RO+EDI純水 によるシリカの除去性能 |
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純水にて降雨を模擬する耐候性試験において高品質な純水は欠かせません。水の不純物の中で特にシリカは、イオン状、コロイド状の2種類の形状を示し、イオン状シリカは非常に弱い電荷しか持たないことが知られています。このため再生式のイオン交換樹脂で処理した場合、コロイド状シリカは全く除去できず通過し、イオン状シリカも一旦は処理されますが、樹脂塔の飽和に近くなると、逆にイオン状シリカを放出します。 シリカが純水中に含まれていると、噴霧、乾燥が繰り返される試料表面でシリカが濃縮されてコロイド状シリカの白いシミが付着してしまいます。これにより試料表面の劣化具合や色度・光沢度などの数値が実際とずれてしまう可能性があります。 |
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-目的・用途に応じた水質の供給 |
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高流量、一般洗浄、製造用水に対応
最終使用点でのポリッシング用としてご使用ください。
アナログコントローラー、ポンプで構成されたお求めやすいユニットのみの仕様です。
※掲載価格は希望販売価格(税別)です。実際の価格は弊社製品取扱販売店へご確認ください。なお、品目、製品情報、価格等は予告なく変更される場合がございます。予めご了承ください。