Millipore Sigma Vibrant Logo

Clarisolve® mPAA & pDADMACポリマー凝集剤

 
 

清澄化を簡単に


近年、細胞培養の進歩によって発現量の高い細胞を高密度培養した細胞培養液が得られるようになり、従来法ではダウンストリーム側の清澄化や精製操作に大きな負荷がかかるようになってきています。固形分含量が高くなり、サブミクロン粒子数が増加すると、全固形質を除去する分離技術は複雑になります。こうした障害を軽減するために、清澄化工程をより効率化する様々なタイプの前処理が採用されています。

多価陽イオン修飾ポリ(アリルアミン)[mPAA]およびポリ(ジアリルジメチル-塩化アンモニウム)[pDADMAC]は非常に効率のよいポリマー凝集剤で、弊社のClarisolve®デプスフィルターと組み合わせて前処理に使用できます。これらのポリマーを使用することで、デプスろ過に必要な面積を少なくとも3分の1から2分の1以上に減らすことが可能です。消耗品や洗浄回数、そして生産時のフットプリントの削減にもつながることから、遠心分離法の代替法になります。

Clarisolve® mPAAポリマー凝集剤
Clarisolve® mPAAポリマーは高密度培養で得られるモノクローナル抗体(mAb)の清澄化をより簡便にすることを目的として専用に作られた、刺激で自発的に凝集するポリマーです。Clarisolve® mPAAポリマーはポリマー残存レベルを低く抑え、ダウンストリーム側の単位操作に悪影響を及ぼさないため、リスクを最小限に抑えます。また、使用するポリマー容量への依存性がより低いことから、堅牢性が向上し、幅広い処理容量範囲での使用を可能にします。

0.1%および0.5%の濃度で最良の凝集効果が得られます。このポリマーの刺激-応答特性は、残留ポリマーレベルの低減を可能にします。

詳しくはこちらをご覧ください。



pDADMACポリマー凝集剤
pDADMACはカチオン性ポリマーで、廃液処理の凝集剤として広く使われています。弊社はGMPに準じた生物学的製剤生産に適した、高品質の製造・精製工程を開発しました。

pDADMAC ポリマーは、0.01%~0.05%の濃度で負電荷をもつ細胞や細胞デブリをイオン相互作用により迅速に大きな粒子へと凝集させます。

詳しくはこちらをご覧ください。


前処理済みフィード液の効率良い一次清澄化に用いるClarisolve®デプスフィルターについて詳しく知る
 
 
Part of the BioContinuum Platform

Part of the BioContinuum™ Platform

Explore
Comprehensive Assessment of a Stimulus-Responsive Flocculation Polymer for Cell Culture Clarification

ウェビナー[英語]:
Comprehensive Assessment of a Stimulus-Responsive Flocculation Polymer for Cell Culture Clarification

登録する
Clarification Insights - Discover your harvest community on LinkedIn® - Join Now

Clarification Insights
Discover your harvest community on LinkedIn® today.

Join Now