微生物学の基準
すぐに使用できる微生物学的標準物質があれば、試験室で標準菌株を維持管理する必要がなくなり、あらゆる品質管理試験において、認証済みの標準培養物が確実に使用されるようになります。医薬品、食品、水、および環境試料においては、多くの場合比較的少数の微生物を正確かつ確実に計数することが不可欠であることを考慮すると、これらの標準物質は用途に適したものでなければなりません。さらに、これらの標準物質は、単一の試験室で通常検査される多種多様なマトリックスに適用可能である必要があります。
当社のVitroids™およびLENTICULE®ディスクは、各培地の品質管理試験において、実験室が適切で即使用可能な微生物学的対照材料を活用できるよう特別に設計されています。 コロニー形成単位(CFU)濃度は、希釈工程の必要性を最小限に抑えるか、あるいは排除できるよう慎重に調整されており、それぞれNational Collection of Type Cultures(NCTC®)/National Collection of Pathogenic Fungi(NCPF®)およびスペイン標準菌株コレクション(Colección Española de Cultivos Tipo、CECT®)からライセンス供与を受けて提供されています。
Vitroids™ および LENTICULE® ディスクは、ISO 17034 および ISO/IEC 17025 規格に準拠して製造されています。 水溶性の固体マトリックス中に細菌、真菌、または酵母の単一培養物を封入したこれらのディスクは、少なくとも16ヶ月間安定しており、16~24ヶ月の保存期間にわたって生存可能な状態を維持します。また、標準偏差および拡張不確かさが明記された、定義済みの認定CFUを含んでいます。
Products
関連リソース
- アプリケーションノート:Vitroids™およびLENTICULE®ディスクを用いた試料への添加
方法検証のためのスパイク試験プロトコルを実施する際、認定標準物質(CRM)をどのように使用するか。
- パンフレット:認定標準微生物
医薬品、食品、水、および環境微生物学の分野において、実験室での分析結果は、試料が許容可能な微生物学的品質を満たし、安全であり、関連する法規制やガイドラインに準拠していることを確認するための、より広範なプロセスの重要な一環となっています。
- チラシ:メディアテストのワークフローを最適化するCRMディスク
Vitroids™およびLENTICULE®ディスクを活用して、メディアの試験プロセスを効率化し、時間の節約、エネルギー消費の削減、材料使用量の削減を実現しましょう!
- チラシ:EN ISO 11133 および 微生物培養培地の調製および性能試験用水
当社は、産業微生物学ソリューションの世界的なリーディングプロバイダーとして、消費者の安全が重要な課題となる業界のお客様のニーズにお応えしています。
- チラシ:医薬品微生物学 ― 成長促進のための微生物
培地の性能試験を簡素化したいとお考えですか?当社のVitroids™およびLENTICULE®ディスク認定標準物質は、増殖促進試験を効率化するように設計されており、実用的なCFUレベル(15~80 CFU)が設定された、すぐに使用できるディスクを提供します。
- ホワイトペーパー:Vitroids™ および LENTICULE® ディスクの ATCC および CMCC との株同等性
Vitroids™およびLENTICULE®ディスクに使用されている当社のすべての株は、CECT、NCTC、NCPFの各細胞培養コレクションに由来しています。以下には、ATCC、CMCC、およびその他の細胞培養コレクションとの相互参照を構築するために、遺伝子配列に加え、使用された各株の履歴が記載されています。
培地試験のためのサステナビリティ・ソリューション
Vitroids™およびLENTICULE®ディスクは、プロセスを効率化し、環境への影響を低減することで、培地試験の持続可能性を高めます。これらのすぐに使用できる生きた微生物は、管理された条件下で製造されており、調製や培養の手間を最小限に抑えます。バッチ生産を社内で一元化することで、以下の成果を実現しています:

- エネルギー消費量を97%削減
- 従来の方法と比較して、材料使用量を82%削減。
- 試験時間を72時間からわずか24時間に短縮。
Vitroids™およびLENTICULE®ディスクを採用することは、培地試験のワークフローを簡素化し、より持続可能な取り組みを支援すると同時に、カーボンフットプリントの削減にも貢献する、賢明な選択です。詳細については、「Design for Sustainability(DfS)」スコアカードおよびVitroids™とLENTICULE®ディスクのサステナビリティに関するファクトシートをダウンロードしてください。
Vitroids™およびLENTICULE®ディスクを使用するメリット
- 主な特徴:CFUが認証済みで、1ディスクあたり15~150,000という信頼性の高い定義済み接種菌数が確保されています。
- 安定性:約16ヶ月間安定しており、-20 °Cで保存可能です。CFU数は変化せず、微生物には回復時間が不要で、ラグ相も生じません。
- 時間の節約:試験菌株1株あたり1時間の時間を節約できます。ディスクを使用することで、ストック培養液の調製が不要になるため、時間を節約できます。微生物の回復時間や予備増菌工程も不要です。
- 精度:品質証明書(CoQ)に記載された標準偏差および濃度範囲。
- トレーサビリティ:ディスクは、CECT®、NCTC®、およびNCPF®のコレクションから凍結乾燥された、トレーサビリティが確保された培養物から調製されています。ディスクは、特性評価用のCRM(校正用標準物質)と比較してトレーサビリティが確保されています。各プレートは画像として保存され、すべての文書およびデータも保存されています。
認定標準微生物(CRM)
当社は、細菌、真菌、酵母の純粋培養株を幅広く取り揃えており、少なくとも1年間安定性を保つVitroids™およびLENTICULE® CRMディスクを提供しています。
細菌標準物質:ディスクには、生存可能な状態(ラグ相や回復時間を要さない)の細菌が封入されており、平均CFU数および平均値に関する拡張不確かさを明記した詳細な分析証明書が付属しています。
酵母標準品:お客様の研究室のニーズに合わせて、15~80、80~130、および1,000~10,000のCFU範囲のVitroids™ディスクに封入された酵母CRMをご提供しています。
カビ標準物質:カビや真菌に日常的にさらされる製品の安全性と有効性を確保するため、Vitroids™ディスク形式のカビCRMを提供しています。
陰性対照標準品:微生物学的実験の有効性を保証する、LENTICULE®ディスク形式の陰性対照CRMをご用意しています。
詳細については、Vitroids™およびLENTICULE®ディスクのウェブページをご覧ください。



