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DNAおよびsiRNAのカスタムiScaleオリゴ

スケーラブルなオリゴが便利である理由

スケーラブルなオリゴは、特定の研究・商用ニーズに合わせてさまざまな量での柔軟な製造を可能にするため、とても重要です。スケーラブルであるということにより、リソースを効率的に利用し、費用対効果を高め、プロジェクトのニーズに合わせることができます。小規模な実験であっても大規模の商用アプリケーションであっても、スケーラブルなオリゴにより、研究や応用ゲノミクスにおいてワークフローを効率化し、結果を最適化するのに必要な汎用性と利便性が得られます。

iScaleオリゴDNAおよびsiRNAでは、カスタムDNA/siRNAオリゴヌクレオチドをミリグラムからグラム単位でスケーラブルに製造します。このスケーラブルな製造能力は、商用アプリケーションにおける特殊なニーズに対応し、研究、診断、自家調整検査(LDT)、治療薬開発のための高品質オリゴの効率的かつ費用対効果の高い製造を保証します。

スケーラブルなカスタムDNAオリゴ

オリゴ製造における35年を超える経験のあるメルクは、世界をリードするスケーラブルカスタムオリゴヌクレオチドのサプライヤーです。ミリグラム/グラム単位で製造するカスタムDNAオリゴは、in vivo、ハイスループット、商用プロジェクト(ライフサイエンス研究ツール、分子診断、ラボ開発試験)向けです。iScaleカスタムオリゴは、多種多様な顧客ニーズを満たすために、厳格なQMS管理の下でバッチ検証済みです。



カスタムDNAオリゴの利点

  • 迅速かつ効率的な世界規模の製造スケーラビリティで、実験用・商用ニーズに合わせた量で購入可能
  • メルク研究チームと直接やり取りして、用途に合った仕様を設定可能
  • 最先端の分析研究所が厳密に管理された高品質の製品を保証

スケーラブルなカスタムオリゴDNAの仕様

iScaleオリゴは、さまざまな鎖長、量、純度、フォーマットで提供しています。「お問い合わせ」のマークがついている製品や、一般的仕様と異なるカスタムオリゴのご希望については、customjp.ts@merckgroup.comにお問い合わせください。

スケーラブルカスタムオリゴの有用な使い方

  • アンチセンス
  • 結合試験
  • ハイスループットPCR/qPCR
  • サンガー法シーケンシングとNGS(非アダプター)
  • X線結晶構造決定
  • 免疫賦活アッセイ
  • マイクロアレイの作製

カスタムオリゴ製造品質保証

メルクのオリゴ製造工程を支える品質マネジメントシステム(QMS) によって、メルクが認証を受けている以下の品質規格を遵守しています。

  • ISO 9001:2015(研究用グレードのオリゴヌクレオチドの製造)
  • ISO 13485:2016(診断薬用グレードのオリゴヌクレオチドの製造)
  • ISO 14001:2015(適切な環境管理)

メルクではカスタムオリゴ事業のあらゆる面で品質を重視しています。メルクQMSの主な項目は以下のとおりです:

  • 試験成績書
  • 文書管理
  • 変更通知
  • ベンダー管理
  • 業務契約
  • 是正措置と予防措置

これらの項目によって製品の品質が保証されます。また定期的に登録担当者、社内および顧客による厳格な監査を行い、検証しています。


商用・cGMPオリゴ製造能力

メルクの商用オリゴ製品の一部であるカスタムcGMPオリゴは、一貫性と高い品質を兼ね備えています。お客様が商用化を目指すのか、qPCR、等温増幅、NGSなどの技術を中心にアッセイを開発したいのかにかかわらず、メルクの製品は、広さと深さのあいだのちょうどいいバランスを取ることができます。

スケーラブルな低分子干渉RNA(siRNA)

メルクの世界的な製造専門技術により、動物における高度なRNAi研究に最適であるin vivo品質のMISSION® siRNAのミリグラム/グラム単位の製造が保証されます。さらに、miRNAや一本鎖RNAなどの他の種類のRNAも製造しており、これらもすべてスケーラブルで、多種多様な研究ニーズにしっかりと対応しています。


siRNA製品の利点

  • ターゲットバリデーションや前臨床試験などのin vivo 用途に適しています
  • MISSIONプレデザインsiRNAまたはお客様のカスタムsiRNA配列に対応可能です
  • 直送が可能です。

iScaleオリゴsiRNA製品仕様

カスタムスケーラブルsiRNAは、お客様の製造ニーズに応じて、さまざまな量、純度、フォーマットで提供しています。「お問い合わせ」のマークがついている製品や、その他一般的仕様と異なるご希望については、customjp.ts@merckgroup.comにお問い合わせください。

*製造拠点によっては、siRNA二十鎖の評価にPAGEを使用する場合があります。

in vivoでの精密siRNAの使用は検証済み

Bioo Scientific(現PerkinElmer)と提携し、in vivo品質のMISSION siRNAをバリデートしました(2008年8月1日発行Drug Discovery & Development誌掲載論文参照)。

上記実験で、H1155luc細胞をNOD/SCIDマウスに注入しました。腫瘍形成後、MaxSuppressorIn Vivo RNA-LANCEr IIで調製したルシフェラーゼ特異的siRNAまたはin vivo 品質の非標的siRNAを注入しました。24時間後、D-ルシフェリン溶液を注入し、Berthold Technologies製NightOWL II LB983装置を用いて動物の画像検査を行いました。ルシフェラーゼ特異的siRNA投与動物では、ルシフェラーゼ活性の有意な低下が認められたのに対し、非標的siRNA投与動物では発光が見られました(図1)。上記結果により、MaxSuppressorIn Vivo RNA-LANCEr II in vivo送達剤で調製したin vivo 品質のsiRNAの有効性を示されました。

蛍光を発しているルシフェラーゼ特異的siRNA投与動物と光っていない非標的siRNA投与動物(コントロール)の写真。ルシフェラーゼの送達におけるin vivo品質のsiRNAの有効性が示されている

図1.左:ルシフェラーゼ特異的siRNA投与動物。右:非標的siRNA投与動物

注入の72時間後に腫瘍を除去し、タンパク質を抽出し、Bradfordアッセイによりタンパク質濃度を調整しました。ルシフェラーゼELISAを用いてルシフェラーゼ濃度を測定しました。タンパク質濃度の減少を非標的RNAi剤投与動物と比較して示しています。腫瘍のルシフェラーゼ活性は2分の1に低下しました(図2)。

ルシフェラーゼ特異的siRNA投与マウス3匹と非標的siRNA投与マウス1匹からの腫瘍におけるルシフェラーゼタンパク質発現率を示す棒グラフ。腫瘍のルシフェラーゼ活性は2分の1に低下しました。

図 2.ルシフェラーゼ特異的siRNA投与動物とコントロールにおけるルシフェラーゼタンパク質発現率(ELISAで測定)。各レプリケートは異なる個体である。

さらなるサポートが必要な場合、テクニカルサービスグループ( customjp.ts@merckgroup.com)にご相談ください。 

MISSIONは、Merck KGaA(ドイツ)とその関連会社の商標です。 ラベルライセンスはこちら

参考文献

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